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2018 / 12 / 21

Apple Watch を見に行ってきた

唐突に Apple Watch がほしくなったので Apple Store に行って試着しに行ってきた。昼休憩を使って 12:20 〜 14:40 の 2 時間 20 分、そして退勤後の 19:00 〜 20:40 の 1 時間 40 分、合計 4 時間ほどかけてじっくり実物を確認した。

Apple Watch が欲しい理由

そもそも Apple Watch が突然ほしくなった理由は、目覚ましにある。いつも目覚ましには iPhone や Bose Sleepbuds のアラーム、いわゆる音による目覚ましを使用している。ところが昨日、メンタリスト DaiGo の放送を見て、音で目が覚めるのはあまりすっきりした目覚めにならないということを知った。

DaiGo が言っているのだから、という狂信的な発想ではなく、これは自分自身がそう感じていたことだからすんなり納得した。たしかに音で目覚めるときの目覚めは良くない。休日の日、特定の時刻に起きる必要のない日に目覚ましをかけずに起きるときは目覚めも良いものだ。自分がすっきり目覚められない要因の一つはここにあるのかもしれないと感じた。

最近、睡眠には気を使っていることもあり、改善できる点、睡眠の質を上げる方法は積極的に取り入れていこうと思っている。Bose Sleepbuds もそのうちの一つだ。それに加え、今回は音以外の方法で目覚めるための目的として Apple Watch を購入することを検討した。

なぜ音以外の目覚ましで Apple Watch かというと、振動で目覚ましをかけられるアプリがあるからだ。そして調べてみると、Apple Watch の振動による目覚ましに変えてからすっきり目覚められるようになったという記事をいくつも見つけた。これは一定の効果はあるのかもしれないと思った。

振動で目覚ましをかける製品は Apple Watch だけではないが、Apple Watch ではその他にも心拍数を測ったり歩いた歩数をカウントしたり睡眠時間を計測したりすることができる。そして計測したそれらの情報は、最近使い始めたばかりの「ヘルスケア」アプリに記録されていく仕組みだ。せっかく iPhone を使っているので、Apple Watch にしようと思った。

昼と夜で計 4 時間かけて Apple Store で試着したり店員さんの話をいろいろと聞いてきたのでざっとまとめようと思う。

疑問点とその回答

まずは自分が気になっていた疑問点と、それについての回答についてを一気にまとめる。

Q. 歩いた距離や歩数などの情報を Apple Watch 単体で計測できるか?
A. Apple Watch 単体で計測することができる。そして、その情報は iPhone の「ヘルスケア」アプリに自動的に記録される。歩いた距離の計測は GPS 機能を使用しており、iPhone を持ち歩かずに Apple Watch 単体でも計測を行うことができる。その場合は iPhone と Apple Watch が 10 m 圏内に入ったときにデータが同期されるようになっている。

Q. 寝た時間を計測できるか?
A. Apple Watch の定番睡眠トラッキングアプリには AutoSleep と Sleep Cycle というものがある。Sleep Cycle は不明だが、AutoSleep というアプリでは、心拍数に応じて自動で入眠時刻と起床時刻を計測してくれるらしい。もちろん手動で計測することもできる。

Q. 文字盤、ステンレス or アルミ、バンド以外の比較対象はあるか?
A. GPS のみか、GPS + Cellular モデルがある。ステンレスは GPS + Cellular モデルのみ用意されている。ただし、契約しなければ GPS + Cellular モデルでも GPS モデルと同じ使い方ができる。なお、Cellular の契約は au、docomo、SoftBank の 3 キャリアが対応しており、350 〜 500 円の追加オプションを支払うことによって、Apple Watch 単体で通信を行うことができるようになる。これにより、iPhone がなくても通知を受け取ったりできる。

Q. 心拍数は計測できるか?
A. できる。つけていれば常に計測され、iPhone の「ヘルスケア」アプリでグラフを見ることができる。

Q. 充電はどれくらい持つか?
A. アプリの使い具合にもよるが、約 2 日持つ。

Q. GPS モデルは通信ができなくても GPS 情報の取得はできるのか?
A. できる。通知を受け取ったりインターネットにつながないとできないことは Apple Watch 単体ではできないが、GPS の取得は単体でも行うことができる。

Q. Apple Watch で Suica を使って改札を通ることができるか? その場合は iPhone が近くにないといけないのか?
A. iPhone が近くになくてもできる。Apple Watch でモバイル Suica と連携することで Apple Watch 単体で改札を通ることができるようになる。ただし、Apple Watch で連携すると iPhone では改札を通れなくなる。連携を再び iPhone に戻すことは容易で、数分で完了する。つまり、どちらか一方にしか連携は行えないので iPhone と Apple Watch のどちらでも改札を通れるようにはならないようだ。チャージするには iPhone を使用する。ちなみに Suica が使えるスマートウォッチは Apple Watch だけらしい。

Q. 同じ文字盤サイズでもバンドの長さが 2 種類あるようだが、オンラインストアの購入ページにはその選択肢がなかった。どのようになっているのか?
A. 両方とも付属している。S/M サイズと M/L サイズの 2 種類が同梱されている。

どのモデルを選ぶのか

Apple Watch は様々な選択肢があるが、自分がどのモデルを選ぼうとしているかについてまとめる。

まず、Apple Watch を購入するにあたり、決めなければならないポイントは以下の通りだ。

一つずつ自分が決めた理由について述べていく。

文字盤のサイズ

40mm と 44mm がある。ファーストインプレッションでは、44mm のほうがディスプレイが大きくて良いなと思っていた。しかし、実際に試着してみると考えは一気に変わった。

44mm だと大きすぎて、自分の細い腕には合わないことがわかった。なんというか、文字盤が浮いて見えるくらい大きく感じた。

また、つけている感があり、寝るときにつけるのは邪魔になりそうだと思った。寝ているときでなくても邪魔になりそうだ。

なので、自分は 40mm のほうを選ぶ。こちらは腕にピッタリフィットして付け心地が良かった。

アルミ or ステンレス

実は、ステンレスは、GPS + Cellular モデルにしかない。つまりステンレスを選びたければ必然的に GPS + Cellular モデルを選ばなくてはならない。たとえ Cellular が要らないとしてもだ。

とは言っても、GPS + Cellular モデルを買っておいてキャリアとの契約をしなければ実質 GPS モデルと同じ使い方ができるので問題ないだろう。ステンレスがアルミよりも高く、さらに Cellular モデルは GPS のみのモデルよりも高いので、ステンレスを選ぶと値段がかなり上がってしまうのが難点だが。

そして、自分ははじめはステンレスを選ぼうとしていた。なぜならステンレスのほうが高級感があってかっこいいからだ。しかし、これも実際に試着してみると考えが変わった。

まず、ステンレスはアルミより若干重い。つけた感じ、アルミはちょうど良い重量だったが、ステンレスは若干重くてつけている感があった。寝るときにステンレスだとちょっと違和感があるかなと思った。

あと、ステンレスは金属の光沢感がアルミよりもあるので、指紋でベタベタになったときにかなり汚く見えてしまう弱点がある。拭けばピカピカになって美しいボディに戻るのだが、普段から意識せずにきれいな見た目でいて欲しいので、定期的に拭かないと見た目が汚くなってしまうのは個人的にはあまり印象が良くなかった。これは店頭に置いてある試着用のステンレスが指紋だらけだったので感じたことだ。

それから、ステンレスを選ぶと、バンドのほうも高級感のあるものにしないと見た目のバランスが合わない。バンドについては後述するが、スポーツバンドとの見た目の相性があまり良くないと個人的には感じた。

というわけで、ステンレスではなくアルミを選ぶことにした。

バンドの種類

バンドはかなり多くの種類があるが、ざっと分類すると以下の通りだ。

自分は寝るときの目覚ましとして、またウォーキングのときの歩数計測や心拍数の測定を目的として Apple Watch を使おうと思っている。なので、ブランドものやおしゃれの嗜好品というよりは、機能面、特にアクティビティトラッカーとして使うことを目的としている。

ということで、汗などに強いバンドが最も求めているものだ。そうなると、必然的に選択肢はスポーツバンドもしくはスポーツループの 2 択になる。レザーやステンレススチールは汗などの水分に強くないし、水洗いをすることもできない。一方でスポーツバンドやスポーツループは水洗いも OK なので、これのどちらかにすることにした。

見た目で言うとスポーツバンドのほうが圧倒的に良い。そして付け心地も良い。ただ、若干つけづらいというのはある。一方で、スポーツループのほうはスポーツバンドよりもさらに付け心地が良く通気性も良いようだ。そしてつけやすさも抜群で、ピッタリとフィットさせることができる。

見た目を度外視するなら、スポーツループのほうが断然使い勝手が良いし付け心地も良い。こうなると、あとは見た目を取るか付け心地を取るかの問題になってくるのだが、バンドの部分は取り外しが可能なので、やっぱり別のほうが良いということになったら交換すれば良いだけだ。

なので、これに関してはあまり真剣に悩む必要がないかなと思った。今のところは見た目を取ってスポーツバンドにしようと思っている。

一点、悩んでいるところがあるとすれば、Nike のスポーツループのほうが通常版よりも見た目が好みだった。しかし、Nike モデルにセットでついてくるスポーツループは単品での購入ができない。つまり、Nike の白と黒のスポーツループに関しては、Nike モデルを買わないと手に入らない。

そもそもスポーツループよりスポーツバンドのほうが見た目は圧倒的に良いので、スポーツループをつける場合に、Nike モデルのもののほうが若干見た目が好みかなという程度だ。なので、Nike のスポーツループが欲しいために Nike モデルを選ぶという選択肢はあまりない。

GPS or GPS + Cellular

先ほど述べた通り、GPS + Cellular モデルを、キャリアと契約せずに GPS のみとして利用することもできるため、GPS + Cellular モデルのほうが完全上位互換となっている。もちろん値段は高くなる。

値段を度外視するのであれば GPS + Cellular モデルをとりあえず買っておけという発想になるが、おそらく自分は Cellular モデルは使わない気がしているので GPS のみで良い気がする。ただし、あとになってやっぱり Apple Watch 単体で通信がしたいとなった場合に GPS のみのものを買ってしまっていると Apple Watch 本体を買い直さなければいけなくなってしまう。なので、今のところ Cellular モデルは全く要らないのだが、将来どういう考えに変わるかは自分でもわからないので、とりあえず GPS + Cellular モデルを買っておくのもありかもしれないと思った。

Series 3 or Series 4

自分は今回はじめて Apple Watch を触ってみたので、Series 4 が、前モデルの Series 3 と比べてどれほど進化しているのかは知らない。店員さんの話では、かなりサクサク動作するようになっているので、圧倒的に Series 4 をおすすめするという空気感だった。

Series 3 のほうが安いが、いわゆる型落ちモデルなので、ここは素直に最新の Series 4 を買っておくことにしよう。

Nike or Hermes

Nike モデルや Hermes モデルが通常モデルと異なる点は、バンドと本体裏の印字とデフォルトの文字盤だけだ。本体裏の印字はほとんど目立たないしつけているときは見えない。文字盤に関しては別のものに変更してしまえば通常版と代わりはない。

なので実質的な違いといえばバンドだけだろう。Nike のスポーツループのほうが通常のそれよりも好みという話はしたのだが、逆にスポーツバンドのほうは、Nike のものは好みじゃない。そしてスポーツバンドをメインで使おうと今のところは考えているので、Nike モデルではなく通常モデルのほうを選ぼうと思っている。

そして Hermes モデルに関してだが、やはり Hermes はとてもおしゃれだ。一瞬だけ揺らいでしまったが、あくまでも機能性を最重要として考えているので、レザータイプの Hermes のバンドは自分の用途には合わない。なので、Hermes でもなく通常版だ。

ということで、総括すると、自分が選ぶモデルは一番スタンダードな、一番安いモデルを選ぶことになるだろう。安さを重視したわけではない。むしろこういう高い買い物は高くてもより良いものを選ぶという価値観があるくらいだ。だが、Apple Watch は機能面を優先して買おうと思っているので、それを基準に選んだ結果、一番安いモデルが自分にとって最も用途に合っているということになった。

一つだけ高いオプションにするとすれば、GPS のみのモデルではなく GPS + Cellular モデルにすることだろうか。

いつ買うのか

Apple Store にいるときに、オンラインストアでお届け予定日を調べたら、最短で来年の 1 月 1 日となっていた。最短で、だ。ただ、受取先を Apple Store にしておくと本日と書かれていたので、在庫があれば当日受け取れるようだ。そしておそらく自分の選ぶモデルは在庫があるだろうから、Apple Store まで行けば当日受け取ることができそうだ。

今日検討して今日購入を決意するよりも、考えを一晩寝かせて明日選んだほうが良い選択ができると思うので、明日、購入しようと思う。そしてできれば明日受け取れたら受け取りたい。が、そこまで急ぐ必要もないので、明日もじっくり考えて、明後日購入するのでも良いかもしれない。

まとめ

まさか自分が Apple Watch を買うとは思わなかった。まず普段から時計をしないので、時計をつけるということ自体が自分の中では大きな変化になった。

時刻なら iPhone 開けば良いと思っている。時刻を確認するためだけにわざわざポケットからスマホを取り出すのは面倒じゃないか、と良く言われるが、そもそも面倒と思うくらい頻繁に時刻を確認するほうがおかしいと思っている。手持ち無沙汰でやることがなくてついつい時刻ばかりを確認してしまうなら、時間の使い方が下手くそなのだろう。

自分は Apple Watch を、Watch としてではなく、アクティビティトラッカーとして使用するつもりだ。歩いた距離を計測したり、心拍数を測ったり、睡眠時間を測ったり、音ではなく振動による目覚ましをかけたり...。いわゆる健康志向品として購入すると言っても過言ではない。

ぶっちゃけ、Apple Watch で通知を受け取れるなどの機能は個人的にはどうでも良い。一つ便利だと思ったのはカレンダーの予定を数十分前に Apple Watch で通知してくれる機能だが、残念ながら Google カレンダーが Apple Watch に対応していないようなので、この使い方は自分はできなさそうだ。

いろいろと書いてきたが、結局数ヶ月使ってみないとわからない。もしかしたら自分が思っている以上に便利な使い方、活用ができるかもしれない。とりあえずはアクティビティトラッカーとして使用する目的で購入を検討しよう。

今日の昼ごはん

昼休憩を返上して Apple Store に行っていたため、昼ごはんは食べていない。そして退勤後にも Apple Store に行っていたので、帰りが遅くなった。なので、帰ってきたときには空腹状態の限界に達していた。

今日の夜ごはん

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幕の内弁当を食べた。空腹だからか、とても美味しかった。

睡眠記録

就寝 起床
> 03:00 09:30

昨日は忘年会で、しかもそのあと歩いて帰ってきたので帰りが遅かった。そして寝るのも遅くなってしまったのだが、いつもより早く目が覚めた。そして、なぜなのか、いつもより圧倒的に目覚めが良かった。普段と変わらないはずなのに、なんでだろう。

Apple Store に行くまでに片付けなければならないタスクがあって、なるべく早く終わらせてなるべく長い時間を確保しようと思っていた。からなのかわからないが、今日はかなり集中力が高く生産性の高い仕事のこなし方ができた。

今日は、目覚めはなぜか良いし集中力もなぜか良くて最高の一日だった。いつもこんな風なら良いのにな。

運動記録

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昨日は忘年会から歩いて帰ってきたのでかなり歩いた。

スモールゴール

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